エネルギーが自分に向かう
2年数か月前、ママ友達との長年にわたる付き合いが終わりました。
子供の活動をサポートするための母の会で10年所属していましたが、娘がその活動をやめたことで私も自動的に離れることになったのです。
いい方もたくさんいらっしゃいましたが、中には嫌なことをいう方もいましたし、いやがらせする方もいました。少数でも自分に敵意がある人と定期的に顔を合わせなくてはいけないのはつらいものがありましたし、見て見ぬふりしている周りの人にも不信感もありました。
最初の3年くらいで、娘に「ママはやめたいんだけど・・・」と切り出すと、まだ幼かった娘は大泣き。子供を泣かせてはいけないとそれから心にふたをして頑張って続けました。なので終わったら急に脱力してしまいました。
それまでの毎日2,3通は届くメールの応対、打ち合わせと称する長時間のお茶会、長い電話での会話・・・すべてがなくなって急に暇になりましたが、最初の2,3か月は疲れからか家にこもってごろごろしてて、何にも生産的なことはしてなかったような(苦笑)。
しかし暑い夏を過ぎて10月になると、急にやる気がわいてくるのを感じました。
それまで3年くらいフランス語の教室に通っていたのですが、子供関係の付き合いで精一杯で、宿題をきちんとやったり、ましてや予習をするなんていうことはほとんどできていませんでした。学生時代と違って、先生もそんなに厳しくないのでそれでなんとか回っていました。もちろんフランス語のほうもあんまりできず、ただ教室にいるだけの生徒だったのです
その時から宿題はもちろん、予習も済ませて授業に出るようになったり、それでは物足りなくて、フランス国内のニュースをインターネットでみたりと、フランス語に対して積極的になっていくのを感じました。クラスメイトも先生も、私の変化に驚いていましたが、一番びっくりしたのが私自身でした。
今まで人付き合いに使われていたエネルギーが自分に向かうようになったのだと思います。
ほかにもいろいろ変化を感じました。また次回に!
東京の伊藤若冲展、盛況なようですね。是非いきたいと、小説読んで予習中。