東京一人旅 カラバッジョ展&童心に帰る

前日に続いて上野。国立西洋美術館カラヴァッジョ展に行きました。友人に「カルパッチョ？」と訊き返されました。それは生魚の前菜。

カラバッジョは日本ではあまり知られていない画家ですが、祖国イタリアではユーロ導入前までその肖像画が紙幣を飾っていたほど有名な画家です。

しかし日本だったらあり得ません。カラバッジョ、かなり素行が悪く、警察に連行されることたびたび。ネタバレになるので、詳しく書きませんが、「アーティチョーク事件」には（そんな些細なことで…）と思いました。

押さえきれない暴力性のせいで、35才でついに人を殺め、逃亡生活を送ります。結局３８才で短い人生を閉じました。

天才的な絵の才能に加え、不安定な人物にありがちな強烈な自己顕示欲が感じられます。観るものを惹き付ける画家です。ご興味あればご覧くださいね。

さて２日連続で上野公園に通ったわけですが、ずっと気になる場所が…実は半世紀近く生きていて、パンダを生でみたことがないのです！

美術館の帰り、思いきって上野動物園に行ってみました。ガラス張りの檻の真ん前で美味しそうに笹をムシャムシャ食べているパンダちゃん♪本当にかわいかったです。

名古屋もいい動物園あるのですが、残念ながらパンダはいないのです。小さい頃「上野動物園にパンダちゃんがいるんだぁ。東京行ったら見に行こう！」と思っていたのですが、すっかり忘れていました。

一人でずっと過ごしていると、ふと子供の頃の気持ちを思い出したりします。こうやって自分の気持ちにしたがって、おもむくままに動くことができるのも一人旅のいいところ。

子供の頃の夢が叶って、大満足でした！

ちなみに名古屋の東山動物園には、イケメンゴリラ、「シャバーニ君」がいて、女性の心をわし掴みにしています！