ひとりを楽しむ

子育ても落ち着き、自分の時間がとれるようになってきました。一人でも充実した時間を過ごしてお伝えしていきます。

ふらっと京都へ~紅葉とおみやげ

夫の両親が大阪に住んでいるので、帰省のついでに京都には何度も足を運んでいます。

でもたいていお盆かお正月で、有名な美しい紅葉は全く見たことがなかったのです。

 

今回の日帰りの旅で、念願の紅葉を堪能してきました。(スマホの画像なので、パソコンでみるとあまりよく撮れていないのですが、お楽しみください。)


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知恩院そばの庭園
 
京都は「レンタル着物で散策」するのが今は流行っているらしく、たくさんの20代くらいの若い女性が着物で観光していました。とっても華やかで素敵でした。
 
外国人の少女も着物を着てうれしそう!

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知恩院そばの庭園
 

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 この日高台寺では日没の5時くらいから、プロジェクションマッピングのショーが始まり、幻想的な音楽と映像に大勢の方が集まりました。
 
 
紅葉が美しくライトアップされ、私も含め観光客の皆さん、紅葉の美しさにうっとりとしておりました。
 
 
6時を過ぎると、もうそろそろ帰る準備です。京都駅行きのバスに乗りましたが、この日は日本人より外国人のほうが多いのでは?と思うくらい、バスの中も外国人でいっぱい、いろんな言語が飛び交っておりました。


バスの運転手さんも、駅で働く方も、警察官の方も、外国人の対応には慣れていらっしゃるようで、てきぱきと英語で案内をしているところ、さすが世界有数の観光都市だわ~と感心しました。
 
 
京都駅に着くと、ショッピングタイムです。
 
・千枚漬け
・一保堂のほうじ茶
・ゆば
・にしんそば
・ちりめん山椒
 
などなど京都の名産を買い込みます。
 
 
これらのおみやげで、夫や娘に京都を味わってもらうのと、私もしばらく京都の余韻に浸るのです。
 
 
そしてわが家のお気に入り!マールブランシュの「お濃茶フォンダンショコラ」、これを忘れてはいけません!生茶の菓 | 京都 北山 マールブランシュの公式サイト
 
 
京都とパリにしか売っていないということで、大変人気のお菓子です〈でも通販で買えるみたいですね)。フランス語のレッスンで休憩時に配ったら、歓声が上がりました。
 
 
以前はデパートで30分くらい並んで買っていたのですが、新幹線改札を過ぎたところに、専用ショップがあるのを見つけ、最近はこちらで素早く買っています。
 
 
日帰りでしたが、暖かくて、とってもいい「ぼっち充」ができました!「ぼっち充」またしたいな♪

ふらっと京都へ ~お昼ごはん

日帰りで京都へ行ってきました。前もって決めていた訳ではなく、前日に思い付いたことなので、ほぼ無計画な旅です(笑)。
 
無計画ながらも、3つのことを楽しもうと前日に決めました。
 
1)メアリー・カサット展鑑賞
2)瓢亭で朝粥
3)紅葉を見に行く
 
です。
 
1)は簡単に実現しまして、先回の投稿に書いた通りです。
 
問題は2)ですね。
 
夫が大阪出身ということもあり、京都へはよく行っています。「瓢亭の朝粥で粋な朝御飯」というのも結婚当初、20年以上も前から知っていました。若い頃は、
 
 
朝御飯に5,000円以上なんて無理無理!いつか余裕ができたら…
 
 
なんて思っていたのですが、もう50才も目前。
(いつか何て言ってたら、永遠に経験できないわ!)と、こちらも実現させないとと思うようになりました。 瓢亭 ホームページhttp://hyotei.co.jp/
 
 
朝瓢亭に予約の電話いれたんですが…満席でした(涙)。一人なら当日キャンセルとかあったら運良く行けるかと思いましたが、甘かった!
 
 
紅葉の時期で一年で一番混む時期ですもんね。次回はもうちょっと計画的に、周到にいかないとダメですね。
 
 
結局美術館の近くの、モダンテラスというところに行きました。
 
 
 ここの一階にある蔦屋書店が大好きで、1時間くらい本を探したり、立ち読みして過ごしました。本屋としては小さいスペースで、普通の本屋さんに置いてある本は少ないのですが、京都や日本文化に関する本が豊富で、私の地元ではなかなか見つけられない本もあります。美術館がいくつかある地域なので、美術の本も多いので楽しくって、つい長居をしてしまいます。一冊買って、2階のモダンテラスへ。
 
 
この日は天気が良く、暖かくてテラス席で食事することにしました。
メニューは普通のカフェメニューですね。まぁ美味しかったです。
 
 
一人だと話し相手はいないですが、本屋で心置きなくゆっくり立ち読みしたり、すぐにその本を読んだりできるのがいいです。ひとりならではの楽しみ方をしています。
 
次回は紅葉について書きますね。
 
 

ふらっと京都へ~「メアリー・カサット展」

 

先回の投稿では「京都でぼっち充」してみようかなぁ・・・と締めくくりました。

 

lespritderose.hatenablog.com

 

 次の日起きて、天気も良く、気力、体力も充実していたので本当に日帰りで京都まで行ってきました。

 

京都に行きたかったのは「メアリー・カサット展」が京都国立近代美術館で開催中だったからです。

cassatt2016.jp

 

この画家は19世紀アメリカの裕福な家に生まれましたが、絵の勉強がしたくてパリまでいきました。しかし当時は女性が美術学校に入ることはできなかったので、美術館で模写をしたり、個人的に先生について絵を学んだのです。

 

そうしているうちに印象派エドガー・ドガと親しくなり、印象派展などに出展し、印象派の画家としてパリで存在感を放っていったのです。

 

アメリカでは印象派の作品が人気ですが、この画家の貢献が大きかったとか。

 

生涯独身で、絵に捧げる人生でしたが、子供は欲しかったようで、後半の作品は幼い子供と母のふれあいを描いた絵が中心です。みていると母子間の親密な愛が心に沁みます。私たちが母や子供に抱いた感情が呼び覚まされるからでしょうか。

 

同じく印象派のモネが、浮世絵がきっかけで日本庭園までつくってしまったことは有名ですが、カサットも日本の浮世絵にかなり魅了されていたようで、浮世絵を集めるだけではなく、浮世絵にインスピレーションをうけた作品を多く描いています。彼女が集めた浮世絵と、その影響を受けて描いた画が並べて展示されているので、とても面白いです。

 

思い立ってすぐ新幹線に乗って、自分のペースで絵をみる。今回の「ぼっち充」、一つ目の目的達成です!(^^)!。

 

次回も京都での「ぼっち充」について書きますね。

 

ぼっち充

50才少し手前の私の世代には、一人で食事したり、一人で旅行にいくことは少しハードルが高いようです。

 

一人で食事しているところを誰かに見られたくないとか、感動を共有できる人がいないと旅行は寂しいとか・・・苦手な理由はよく聞きます。

 

しかし今の30代くらいの世代は「一人飯」とか「ひとり旅」って気軽に楽しんでいるようですね。そんな「ひとりを楽しむ」ことを「ぼっち充」というのだとか。

 

ポジティブな言葉ができてよかったと思います。

 

SNSのおかげで、一人で食事したり旅していても、遠く離れた友人たちと瞬時に分かち合うことができることができるようになったからでしょうね。

 

私の通っているフランス語のクラスにも「ぼっち充」を楽しんでいる方がいます。

 

私とおない年の彼女は、私と違って出産が早かったようで、もう2人のお子さんは大学生以上。子供のことは気にしなくてよいので、ふらっと気が向いたときに一人で旅しているのです。

 

行先どこだと思います?

 

フランスのパリなんですよ!

 

美術館巡りをしたり、本屋さんへ行ってフランス語の小説を買ったり、バーゲン時期にショッピングしたり・・・。まるで私たちが週末に中心街に出かけるかのように、さらっと出かけちゃうのです。

 

パリでは街を眺めながら歩くだけでも楽しいそうで、いろんな場所にも詳しいです。パリ出身のフランス語の先生と、まるでご近所同士みたいにパリの街の事をお話ししています。土地勘がない私にはちんぷんかんぷんですが・・・。

 

私もフランス語を勉強しているからには、パリで「ぼっち充」したいですけど、高校生の娘を置いてはなかなかその気になれません。無事に大学に進んだら、挑戦してみたいと思います。

 

パリは無理だけど、京都くらいなら日帰りで「ぼっち充」できるかな?明日あたり挑戦してみようかと思います。

 

 

 

 

会ったことない、でも友達

facebook、あまり友達は多い方ではありませんし、投稿も一か月に一回ぐらいなんですが、4年くらい細々と続けています。

 

Facebookには同じ興味を持つ人たちのグループというのが多くあること、ご存知ですか?たとえば「ワイン好きなコミュティ」とか、「野鳥好きな人たちのグループ」などなど・・・たくさんあって数え切れません。

 

その中で厳選して、私はフランス語を学習する人たちのグループ2つに入っています。

 

そのうちのひとつはこじんまりしたグループで、アットホームな交流ができます。

 

夏にフランス語の小説を2か月かけて、1500回以上辞書をひきながら読破したことを投稿したのですが、そのメンバーが、彼女もまた、フランス語の小説を頑張って読み切ったことを投稿されていました。

 

「読破おめでとうございます!」とコメントを入れたら、

 

「Roseさんから刺激を受けて、私も頑張ってみようと思ったんですよ♪」とお返事いただきました。

 

自分の行動が誰かのやる気を引き出したなんて、なんか我ながらうれしかったです。私も彼女の投稿をみて、買ったまま放置してある小説に取り組んでみようかとやる気がでました。

 

このグループメンバーR子さん、投稿をみていれば大体どんなプロフィール方かはわかります。実は同じ市内に住んでいますがお目にかかったことはありません。

 

 

たとえ会わなくても、こんなふうにお互い刺激しあって、お互いの努力をたたえあうことができる、昭和40年代に生まれアナログで育った私は、こんな風にSNSでいい友人に出会えたことに、(いい時代になったなぁ)と感銘を受けずにはいられません。

 

 

Facebookじゃなくても、ブログ友さんの投稿を読んで「うん!そうそう」と思わずうなずいてしまう、そんな同じ感性を持った方がいるということが私にはうれしく、一人で過ごしていても孤独など感じません。

 

 

実際に会って、一緒にお茶しているのに、なぜか考えがかみ合わなくて、一緒にいるのにかえって孤独感を感じる・・・

 

 

今までそんな経験も結構あったのですが、会わないのにお互いがネット上で化学反応できるって素敵だなぁと思います。大切なのは物理的な距離ではなく、心の持ちようが近いことなんですね。

 

 この世界には、会うことは難しいけど、お互い高めあえるような友人候補がたくさんいる。これからまたどんな出会いがあるか、わくわくします。